土曜、ひる前と夜に来客。ひる前は大人3人子ども5人、夜は大人9人子ども7人。昼はこどもたちと3人でサンドイッチを作って食べた。ゆで卵の殻をむいてフォークでつぶしたところにマヨネーズを絞り、ハムとチーズと一緒にパンにはさんだ。午後はすこし蒸し暑い部屋でうとうとしたあと、型抜きクッキーをつくった。バターがなくて製菓用マーガリンでつくったせいか、暑さのせいか、生地がすぐに溶けそうになった。家にあった型抜きは花の形で、桜と菊と桔梗と梅。それにしても賑やかな一日だった。
- 作者: 文芸春秋,文春=
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
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筒井康隆、若者グループと乱闘し撲殺さる。高峰秀子、往年の大女優ひっそりと。細川護煕、政治だけはろくろを回すようにはいかなかった。各界著名人102名が自らの「死亡記事」を執筆。抱腹絶倒の墓碑銘の数々。
各界著名人ということで知らん人もけっこうあったけれど、みなさんそれぞれにフィクションとしての自分の死亡記事を書いていて、おもしろかった。横尾忠則は、さすが、死亡記事を霊媒者から届ける霊言というかたちで表現していて、裏切らないなあという感じ。死を真の自由といってるのけるのもいかにも。ごちそうさまです。出版当時2000年にはご存命だったけれど、これまでに亡くなってしまったかたもなかにはおり、たとえば黒川紀章や高峰秀子、山本夏彦。みんな着々と死ぬのだから時間が過ぎれば死ぬ人が出るのは当然だけれど、なんというか、ウィットに富んだ死亡記事を書いた人には、その死を生きてほしいという気にさせられる。横尾忠則には霊言によるスピリチュアル死亡記事をこころから期待したい。