まみ めも

つむじまがりといわれます

ヴァギナ・モノローグ

金曜は宿六37歳の誕生日。お祝いはおやすみの土曜にやるつもりでいたが、急に出張帰りのおとうさんが金曜に泊りにくることになり、お惣菜を買ってきてくれたので思いがけず豪華な食卓になった。帰ってくる宿六を変てこりんなめがねをかけて待ち受け、みんなでメッセージカードを渡した。夕飯は残り物のクリームコロッケ、炒飯、野菜スティックにペンネのサラダ。ひよこ豆のスープもあたためたが、飲まなかった。おとうさんのお土産は焼き鳥、鶏団子、根菜と胸肉の炒めたの。おとうさん、縁起物だといってナギの木の鉢植えをくれた。土曜は駅のむこうのコージーコーナーまででかけ、ケーキをそれぞれ選んで買う。こどもたちはフルーツパルフェ、おとなはコージープリンセス。コージープリンセスは、なんたって名前がいい。てっぺんにましますイチゴのお行儀よい佇まいがかわいらしい。夕飯はから揚げにタルタルソースをかけた魚のフライ、目玉焼きのオムライスにサラダ。食後にケーキ。コージープリンセスにろうそくを立てて明かりを消して火をつけ、みんなでハッピーバースデーを歌った。おめでとう。

ヴァギナ・モノローグ

ヴァギナ・モノローグ

岸本佐知子で検索したト本。なかなか勇気のいるタイトル。中学生のときに、片思いしていた男の子が、わたしの消しゴムにえんぴつで「まんこ」と書いて、なんのこと、と聞いたら、その単語を叫んだら教えてやるといわれ、教室で叫んだという痛々しい過去を思い出した。なんであんな男が好きだったのかさっぱりわからない。ヴァギナ・モノローグは、ちょうど歯医者にでかけたときに待合室で読んでいたので、処置台の上に仰向けになり、口を開けながら、下も開放するイメージをひそかに試したりした。「もしあなたのヴァギナがしゃべれたら、何て言う?」のなかの「おかえりなさい」というのはよかったな。すべてのいのちのふるさとに通じる出入口。