まみ めも

つむじまがりといわれます

ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

あれよあれよといううちに、あしたから仕事なのだった。午前中はミスタードーナツでモーニングをし、デパートの催事場のバーゲンセールで赤と黒と紺の色違いの靴を3足買って、フレッシュネスバーガーのフィッシュバーガーでお昼をした。午後は買出しにでかけ、帰ってから鍋にたっぷりのカレーを煮た。水菜と蒸し鶏を煮浸しにして、ひと山100円のしなびかけのピーマンもやっぱり煮浸し、セロリのマリネ、ミックスビーンズのピクルスを作った。

ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

ト本。

幼いほどに残酷で、どこまでも切なく哀しい…。カリスマ的支持を集める、人気マンガ家・岡崎京子の初の物語集。
ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね
終わらない
一分間(あやちゃんに)
ある夜の……

がちゃがちゃ狂い
靴を盗む
……とまあ、そんなとこ。(You Know)
あたしって……
青空
ノート(ある日の)
森の中
二人の兄弟
孤独な王様
王妃たち
赤ずきんちゃん
ある夫婦・その他
赤ずきんちゃん
森の中

ミント水の蒸発したあとみたいに、きちんと残り香があって、忘れてしまったはずのことをふわっと漂わせて、そのくせやっぱり消えてしまう。