まみ めも

つむじまがりといわれます

ミステリと東京

山の日の朝、6時のアラームより前に目が覚めて、夜のうちに干しておいた洗濯物を取り込み、顔を洗い、荷造りの最後の確認をしていたら、ピ、ピ、とどこからか音がする。寝室をのぞいたら、ベッドの上で目を覚ましたフーちゃんがエアコンのリモコンを握りしめていた。戸締りをして7時に家を出た。東京駅からこだま639号で熱海、踊り子183号で伊豆急下田まで。駅でタクシーに乗り込みホテルへ向かう。なんだかくたびれて、ホテルにつくなりえづいてしまった。プールで遊ぶこどもたちと合流し、お昼はラウンジでハワイアンハンバーガーにアイスコーヒー。午睡のあとでプールで水遊びをした。夕飯のあとでセイちゃんと大浴場に入る。風呂上がり、冷水機の水を飲んでマッサージチェアで全身を揉みしだいてもらう。「そこもっと」ボタンのついたマッサージチェアがお気に入りで、今回は2度「そこもっと」してもらった。フーちゃんの寝たあとと明け方に2度、風呂にいく。温泉は好きだけれど、風呂読みできないのが難点。明け方の風呂上がり、マッサージチェアの上で「そこもっと」しつつ本をぺらぺらやった。

ミステリと東京

ミステリと東京

ト本。

久生十蘭中井英夫松本清張から、島田荘司宮部みゆき恩田陸まで、東京を舞台とした多彩なミステリ小説を糸口に、巨大な犯罪都市「東京」を読み解く。『東京人』連載を加筆・再構成し書籍化。

表紙は植田正治のうつした水道橋。川本三郎にはとことんついていくつもりでいるので、これからはミステリーではなくミステリに決定。とりあえず「土俵を走る殺意」は読まなければならない気がした。「東京」も「パリ」みたいに半分は概念になっている都市で、東京という街そのものよりは、曽我部恵一小沢健二の歌う「東京」に引っ張られている気がする。