まみ めも

つむじまがりといわれます

どうしよう

フーちゃんが日曜に熱を出して、そのときはワンナイトフィーバーで済んだのが、火曜の夜になってまた熱が出た。朝になっても微熱があるのでお休みをとり、雨が強くなる前に近くのクリニックへ連れていく。おぶいひもでおんぶをし、傘をさして、ぶらぶら歩く背中でうとうとしている。雨は小降り。あじさい、雨粒があたるたびに揺れている。クリニックでは検査結果がはっきりとしないでプール熱か溶連菌ではないかとのことで薬をもらう。顔にブツブツが目立ってきた。雨がときどき強く降る。フーちゃんの寝たすきに、本をぺらぺら読む。何度もぐずぐずと泣く。ラジオからサニーデイサービスの「今日を生きよう」が流れた。夏至

どうしよう

どうしよう

ト。

校則の厳しい女子校で青春時代を送り、紆余曲折あって、29歳でグラビアデビュー。若干、こじれた人生ながら、私はこうして生きている。世間、仕事、恋人…。さまざまなものに折り合いをつけて生きる壇蜜35歳のエッセイ集。

ふだんあまりテレビをみないので、壇蜜という人をあまり知らないのだけれど、同い年なこともあって読んでみる気になった。
「クローゼットを開けて紺とグレーのみが目立つような地味な私服のラインナップを眺めながら、ああ地味だ、これでいいのだと頷く」
というところでグッときた。この日陰っぽさがグラビア界であたらしかったのだろうな。