まみ めも

つむじまがりといわれます

ココアどこわたしはゴマだれ

週末、石川から荷物が届いた。野菜やパンと一緒に山田の氷室饅頭が入っていた。なんてことのない饅頭なのだけれど、半分実体を失いかけているようなふわふわのファンタジー味のある饅頭で、こしあんが口の中ですっと溶けて甘さもすっきりしている。賞味期限が短いので冷凍庫にしまって、それを出してきてぱくついてもふわふわさはなくならない。蒸し暑い夏のはじまりにちょっとありがたい風物詩。

ココアどこ わたしはゴマだれ

ココアどこ わたしはゴマだれ

ト。

わからないことだらけなりにちょっとはましに今日を生きたい-。日々の暮らしや自身のこと、仕事や人生について感じることなどを料理家の妻と発明家の夫がとことん語り合う。夫・スイセイが手作りした「生キルの手帖」も収録。

高山なおみのことをいまいち知らないままでふざけたタイトルに気軽な気分で借りたらスピリチュアル一歩手前の夫婦の会話が展開されていて、怖いもの見たさに近い気持ちで一挙に読んでしまった。高山なおみの作る料理は、スピリチュアルの要素が大きくてスピリチュアルの才能のないわたしがレシピ通りに作ってもうまくいかないのではないかという気がしてきた。