まみ めも

つむじまがりといわれます

知らない町角

水曜の夜からフーちゃんが熱を出して難儀したけれど、金曜の夕方にかがやきに乗って実家に帰ってきた。いま時季の水田のまぶしさ。お見舞いを繰り返し、なにをするでもない時間を共有する。目があったときに、目の中に光があるので大丈夫という気持ちになる。ここにいるということはなにをしなくてもおおきなものをくれ、元気づけるつもりで元気づけられた。

知らない町角

知らない町角

ト。

文章の達人が感度良好のアナログ・アンテナを四方八方にめぐらし、映画や音楽をはじめ、デザインや仕事の周辺など、独特のワンダーランドを気力あふれる調子でつづったエッセイ集。

知ってる町角で、知らない町角。