水曜がどこかにいってしまい、水曜には木曜の気分がし、木曜には金曜のつもりになり、ほんとうの金曜がやってきてやっと帳尻が合ったような気がした。金曜のお弁当はピーマンとコーンとウインナー入りのカレーチャーハンとチーズをまぜた甘い卵焼き。S&Bの赤い缶に入ったカレー粉は、おかあさんも使っていたっけ。変わらないデザインがうれしい。
おとうさんの具合は相変わらずなのだけれど、病巣はちいさくなったらしい。つきっきりで看病をしているおかあさんは落ちこむこともあるようで、症状に一喜一憂している。わたしは離れているので、できるだけつねにフラットで前向きにいられるように、気持ちの舵をとる。やれることはほとんどない、毎日電話をかけて、おなじトーンで淡々と話すようにしている。感情には、身をまかせるべきときもあるけれど、今はそのときではない気がしている。家族のさじ加減はなかなか難しい。
- 作者: ベバリイクリアリー,アラン・ティーグリーン,Beverly Cleary,松岡享子
- 出版社/メーカー: 学研教育出版
- 発売日: 2013/10/08
- メディア: 単行本
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ラモーナがいよいよ小学生に。はりきって出かけたけれど、入学1日目から騒ぎを起こしてしまいます。活発で元気な女の子が、失敗を繰り返しながら成長していく姿をユーモアいっぱいに描く。
ラモーナみたいな、一見トンデモな女の子の気持ちが痛いほどわかるのがベバリイ・クリアリーのヘンリーくんシリーズのすばらしさ。ユーモアたっぷりなのにじわじわ泣けるので弱ってしまう。