まみ めも

つむじまがりといわれます

ディス・イズ・ザ・デイ

誕生日に初雪のしらせ。ちらついた雪はみていない。
気持ちの昂りがあって、午後は買出しをすませてからせっせと料理をした。煮しめブーム到来。こんにゃくと蓮根と人参の煮しめを、土井善晴レシピで。野菜は乱切り。圧力鍋で仕込んだ人参のやわやわとした輪郭。それからあぶらあげを煮た。ゆで卵とマカロニのサラダ、セロリとレモンとレーズンのマリネ、玉子焼き、それから味噌漬けの鮭と鰤をグリルで焼いた。乾杯はシードルとビールとラムネ。食後にいちごのタルトでハッピーバースデーをうたってもらい、ろうそくを5本吹き消し、ガーベラの花束と思い思いの折り紙の創作品をもらった。

ディス・イズ・ザ・デイ

ディス・イズ・ザ・デイ

ト。

ファンたちはそれぞれの思いを抱いて最後の試合の「その日」に向かう。人間関係に悩む会社員、再会した祖母と孫…普通の人々のかけがえのない喜びを、サッカーを通して鮮やかに描き出す連作短編集。『朝日新聞』連載に加筆。
三鷹を取り戻す
若松家ダービー
えりちゃんの復活
眼鏡の町の漂着
篠村兄弟の恩寵
龍宮の友達
権現様の弟、旅に出る
また夜が明けるまで
おばあちゃんの好きな選手
唱和する芝生
海が輝いている
エピローグ-昇格プレーオフ 

サッカーが好きで小説まで書けてしまう熱量。「好き」の強度にほれぼれする。