まみ めも

つむじまがりといわれます

本の虫の本

水曜に帰りの電車がとまってしまい、木曜の朝になっても動かないので、10時半の運転再開を待って駅前のミスタードーナツにいく。シナモンチュロとロイヤルミルクティをセットで頼み、ミルクティのおかわりをしたところで運転再開見込みが11時半に延びてしまった。柴田元幸ベスト・エッセイをぺらぺらしながらミルクティをおかわりし、三杯目はシナモンチュロを食べたあとで皿に落ちたシナモンシュガーを上から入れてスプーンでかき回して飲んだ。くるしゅうない。時間を見込んで電車に乗り込んだところで運転再開は14時になってしまったのでうろうろして時間をつぶす。軽いお昼をすませ、運転再開の始発に乗って会社まで。雑用だけをこなしてすぐに帰宅。仕事はほとんど手つかずなのにどっちつかずの状態に振り回されてくたびれてしまった。

本の虫の本

本の虫の本

ト。

自他ともに認める「本の虫」5人衆が、「つんどく」「作家の不遇時代」「せどり今昔物語」など、本にまつわるキーワードを自由気ままに解説。本の世界を縦横無尽に楽しむための案内書。
▼ハヤシウンチククサイムシ
犬耳する/自転車操業/全部読んだんですか?/つんどく/小脇にはさむ/作家/女は女である/受贈本/ビブリオマンシー/四百字詰原稿用紙/本を食べる/SM/100冊/フィロビブロン/たのしみは/読書会/エブリマン/たった一度の広告/本の木/空飛ぶ本/ゆっくり読む/青木まり子現象/本棚崩壊/ゲタとイキ/たいせつなことは目に見えない/本は泣いているか/√2矩形/古本はチョコレートの匂い/新刊はゆまりの匂い…など

▼ノムラユニークホンヤムシ
靴跡/うろ覚え/カバーおかけしますか/みつからない/倉庫さらえ/埃/本屋と子ども/本を贈る/猫を抱いて本屋になる/客注台帳/この本、ありますか/檸檬/装丁で並べる/不良な本/夢に見た本/検索/スリップ/本屋で本は読めるか/本を包む/フリーペーパー/オンラインショップ/本屋泣かせの本/面陳/棚出し/座り読み/ZINE/本屋で一人きり/ちょっとした偶然/小さな出版社/本屋と喫茶

▼オギハラフルホングラシムシ
はしご健康法/古書の壁/背表紙と匂い/本の山/せどり今昔物語/電子書籍活字中毒の漫画家/帯と函/ネット古書店/作家の不遇時代/本の友/掘り出し物/修練/倦怠感/ミステリー料理事典/蒐集癖/小さな町にて/理想の住まい/整頓/イン&アウト/編集者/ききめ/ツブシ/雨の日/ジンクス/マタイ効果/別名/再読率/書物の敵

▼タナカコケカメムシブンコ
インターネット/倉庫問題/店番危機/古本屋の中の新刊書/汚れ落とし/消しゴムと線引き/本屋の匂い/紙袋の判子おし/紙魚/組合未加入/店猫/看板猫/品揃え/自著/記憶の底の古本屋/郷土作家/値札/買取り/変な配置/本ではないもの/本と水/腰痛/蟲の字

▼オカザキフルホンコゾウムシ
本とつきあう法/講談社文芸文庫/ご当地小説/ティッシュボックスの空き箱/索引および人物紹介/本の虫の大敵/本のページを開く日/トイレ本/半世紀前の未来とは?/野球場内にあった古本屋街/アクセサリーとしてのポケミス/本の運命/ライト・ヴァース/漫画が教えてくれた/児童書だってバカにできない/本の夢/単行本/編集者/白い本、黒い本/点と線/「本の虫」名言集/本の埃/同じ本を何冊も買う/自装本/読書の守護神/豪華本・限定本/日めくり本/スクラップブック/古い観光ガイド/おすすめの本

ブックイラストレーション(赤井稚佳)

本についての愛のこもったコラムがてんこ盛り。