まみ めも

つむじまがりといわれます

きまぐれ体験紀行

火曜の午後はせいちゃんと2時にイオンで待ち合わせをして、辞書を買いに行く。イオンの本屋はゲームコーナーの隣にあるというとんでもない立地でぴこぴこうるさくていらいらするのでかなわん。ドラえもんの辞書を選ぶ。それから、家に帰ってきのう作っておいたプリンを食べる。樋口直哉のレシピで、かためのプリンにしたかったので全卵三つを使った。手作りのプリンはどこか懐かしい。それから約束していたカレー作り。豚肉の細切り、玉ねぎの薄切り、人参とさつまいもは半月切り。じゃがいものかわりにさつまいもを入れるのはせいちゃんのアイデア。野菜を切るのはせいちゃんに任せて、どんどん炒めていく。クミンとコリアンダーガラムマサラとカレー粉をふりいれて炒め、あとからルウをとかした。

きまぐれ体験紀行 (角川文庫)

きまぐれ体験紀行 (角川文庫)

 

 ト。

メスをいっさい使わないマニラの心霊手術。自分も治療台に乗ってみるが…。「東南アジアめぐり」ほか、作家仲間と訪れた各国の記録から、10日間の断食トリップまで、全7編を収めたユニークな旅の記録。

ソ連の旅」

「東南アジアめぐり」

「香港・台湾占い旅行」

「バンコックふたたび」

「香港再発見」

「放談・韓国かけ足旅行――星新一豊田有恒田中光二

「断食へのトリップ」

 星新一の非日常エッセイ。「赤い矢号事件」がふるっていて、北杜夫とともに列車の個室から出られなくなってしまい、尿意たまらぬふたりはいよいよグラスにおしっこをしてその前に飲み干したサントリーオールドの瓶にいれてしのいだらしい。そのスリルたるや。心霊手術にうらないとスピリチュアル満載の感じだけれど、東大農学部卒の理系インテリの裏打ちがあるのでいかがわしさ控えめの味つけになっている。