一年のうちで一番遅い夕暮れが29日で、日の入り時刻は07:01:56だった。ここから秒刻みでじわじわと日の入りは遅くなる。たわわに実っていた枇杷の木に、オナガやむくどりが大挙してにぎわっているなと思ったら、あっという間に食べつくされていた。門のわきに残骸の種がたくさん落ちている。週末に実家から届いた山田菓子舗の氷室饅頭をみんなで食べた。夏のはじまりの終わり。げんちゃんは、明け方までねむってみたり、夜中に何度も起きたりを繰り返しながら、なんとかやっている。薄い髪の毛が伸びて、落ち武者みたいだ。
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ブ。
豊島区は巣鴨に住む、ある可愛らしい姉弟のお話。姉・おねいと弟・純一郎は、推定3歳の双子の姉弟。ご両親は留守がちなので、お母さんの友だちや、ご近所のみんなに育てられているみたい。彼らの周りでは、時間は黄河のようにゆったり進む。そして姉弟は、今日もきっとどこか予想もつかないところで遊んでいるはず! 読めば読むほど味わい深い、オールカラーコミック!!
ふたりは3歳(推定)。けがれなき子ら。みんなに好かれて今日も行く。読めば読むほど味わい深い、見れば見るほどかわいい。読者の皆様の支持を受け、ようやく1冊にまとまったね。オールカラーコミック26話&描き下ろしイラスト多数収録。
バカ姉弟の尊さよ。こんなふうに生きられたらなあと仮定法で思う。