まみ めも

つむじまがりといわれます

銀のくじゃく

週末にお誕生日を祝ってもらった。スーパーで肉とピザを買い込み、ピザを落としそうになりながら、ふみちゃんとキャーキャー言って自転車で持ち帰る。ラムチョップとスペアリブを焼いて、みんなでかぶりつく。食後にいちごのショートケーキ。おたんじょうびおめでとうの名前入りプレートがうれしい。こどもたちはそれぞれにプレゼントを用意してくれた。せいちゃんは、いろんな色と形の花の折り紙。ふくちゃんは、折り紙でハンバーグのプレートにおかずを添えたものを作ってくれた(ウインナーにきちんと切り目がいれてある)。いつもやさしいおかあちゃんおりょうりがじょうず、と書き添えてある。ふみちゃんは、家のそばでお花を持っている絵と、手紙を書いてくれた。おかあちゃんおたんじょうびおめでとうきょうかたもむからねいまここにぷれぜんとがあるよもうおしまいにするからね。ひらがなを覚えたばかりでところどころまちがっている。でも解読できた。それぞれに最高の贈りものを用意してくれた。ずっとここにいたいと思ってしまう。

銀のくじゃく (偕成社文庫)

銀のくじゃく (偕成社文庫)

  • 作者:安房 直子
  • 発売日: 2017/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

ト。

くじゃく姫のために織った銀のくじゃくに、体も魂も吸い取られてしまったはた織りの話が表題作。自分を愛してくれる人の訪れを待ちきれなくて小鳥になってしまった少女の話など、寂しい心のあこがれを込めた短編集。

銀のくじゃく

緑の蝶

熊の火

秋の風鈴

火影の夢

あざみ野

青い糸

おはなしを読みたくなって、安房直子を借りる。安房直子を読むと、世界には素敵な秘密がたくさん隠れているんだということを信じられる気持ちになる。