まみ めも

つむじまがりといわれます

女ざかり

先週、一日の休みをとって半年に一度の通院。受付を済ませて採血をしてもらい、いったん外に出てロイホでモーニング。スクランブルエッグのプレート。ドリンクバーでバンホーテンのココアをおかわり。ロイホがよすぎて、ロイホのプレートっぽさという側面で皿を探し続けている。

女ざかり (文春文庫)

女ざかり (文春文庫)

 

ト。

美しい女主人公・南弓子は、大新聞の論説委員。書いたコラムがもとで政府から圧力がかかり、論説委員を追われそうになる。弓子は、恋人の大学教授、友人、家族を総動員して反撃に出るが、はたして功を奏するか。大新聞と政府と女性論説委員の攻防をつぶさに描き、騒然たる話題を呼んだベストセラー。

丸谷才一の小説をそういえば読んだことなかった。ちょっと前に米原万里の本で丸谷才一の小説を激賞していたので借りてみる。鮮やかな女の生きざま。しばらく頭のなかが旧仮名遣ひになる。小説中のコラム「ゼロ発信」が赤瀬川原平の小説のタイトルと同じことを知つてしまつたので、そちらも読まなくちや。しやれた装丁は和田誠