まみ めも

つむじまがりといわれます

ブックオフ大学ぶらぶら学部

げんちゃんの歯科健診で虫歯が見つかってしまった。よーく見ると、前歯がとけて欠けたみたいになっている。かわいさに負けて好き放題におっぱいをやっていたのがいけなかった。ちょっと勿体ぶってみたら手をつっこんで引きずり出して飲んでいて、なかなか手ごわい。手ごわいの中にいじらしさがあるのがいけない。やめるのは、そっちなのか、こっちなのか。

ト。

夏葉社の島田潤一郎による個人レーベル「岬書店」からの3冊目。全国各地に店舗を構え、書店でもなく、古書店でもなく、図書館でもない、我々の町にある新古書店ブックオフ。ホホホ座の山下賢二や、BOOKS 青いカバの小国貴司、古書ビビビの馬場幸治ら8名が、ブックオフについて書き下ろしたエッセイや漫画を収録。新刊書籍。

[目次]
武田砂鉄 ブックオフのおかげ
山下賢二 その時、人は無防備で集中する
小国貴司 ブックオフは「暴力」だ。
Z ブックオフとせどらーはいかにして共倒れしたか
佐藤晋 私の新古書店
馬場幸治 ブックオフに行き過ぎた男はこれからもブックオフに行く、そして二十年後も
島田潤一郎 拝啓ブックオフさま
大石トロンボ よりぬき新古書店ファイター真吾

ブックオフの棚の前で感じるときめきがだんだんと目減りしてきた理由がなんとなくわかってしまった。それでも久しぶりに「ブ」したくなる。なんやかんやで一番楽しいのはレシピ本のコーナーで、買うわけではないけれど、辻希美小倉優子の本があるとき何冊も並び淘汰されていくさまに、いまを感じたい。