まみ めも

つむじまがりといわれます

天才による凡人のための短歌教室

げんちゃん、よく喋るようになった。たまねぎとたまごが好きだけど、どっちもまたねぎ、またご、という。たまごを割るときに、こんこんぱかするよ、というと台所までやってきてのぞきこみ、もういっかい!もういっかい!とおだててくれる。

庭に植えたいちごは季節を過ぎてしまいひとりにふた粒程度で終わりそうな気配。苗を三つ植えて、一つにしか花が付かなかった。枝だけに切り落とされていたあじさいがいつのまにか小さな花をつけて、まわりから咲いている。トマトとブルーベリーはこれから。

天才による凡人のための短歌教室

天才による凡人のための短歌教室

  • 作者:木下龍也
  • 発売日: 2020/11/14
  • メディア: 単行本
 

ト。

「最高の一首をつくるのは僕ではない。 この本を開いたあなただ。 あなたという短歌の天才が目の前に立ちはだかる日を、僕に参りましたと言わせてくれる日を、僕は待っている。」 木下龍也が創作のすべてを伝える短歌教室。開催すれば毎回満席となるこの講義が大幅な加筆と書き下ろしを加え一冊になりました。短歌をつくる技術はもちろん、アイデアの発想法、歌人としての生き方、短歌とお金などなど、、、短歌って何ですか? という方から楽しめる新たな「文章読本」の登場です。

表紙は渋谷を往来する人たちで、みんなマスクをしているのでコロナ以降の世界だということが知れる。これから世界はどうなってしまうのか。自分はなにを選び、なにを選ばないのか、ということが、わりとシビアになっていく予感だけがある。