まみ めも

つむじまがりといわれます

吾輩は猫である

コロナが一挙に距離を詰めてきて、せいちゃんがPCR検査の対象になった。濃厚接触者なわけでもないということで限りなく透明に近いグレー。つまらないといいながら一日の大半をソファに寝そべり本をぺらぺらやっている。今日はDr.スランプ。ふくちゃんとふたりでじゃがいもをうすく切って揚げて塩をふって食べたのが気に入って、おやつに四つ、夕飯に五つのじゃがいもが薄切りになった。検査結果はまだこない。

ト。

吾輩は猫である。名前はまだない。」 捨て猫の「吾輩」が見た世界とは。猫の視点から人間社会を批評する斬新な方法と、全編にあふれるユーモアと風刺で、夏目漱石の名を世にしらしめた長篇の代表作。

せいちゃんのおすすめ。保育園のころのせいちゃんの一人称はおいらで、そのころに、大人になったら自分のことはなんていうの?と聞いたら、わがはい、という返事だった。いつかその境地に到達するところを見届けたい。

ときどき完璧としか言いようのない構成の一文があらわれ、ぽーっとする。