まみ めも

つむじまがりといわれます

死ぬ気まんまん

先週からセイちゃんの体調がくすぶっている。週末にいったん元気になって、サッカーをして好き放題にシウマイやら春巻やら炒飯やらを食べたら月曜は起き上がれなくなりなにも食べなかった。うどんも半人前。お医者にも二回いった。仕事のあとでお医者をすませ、げんちゃんをはさんで三人で手をつなぎ、月を見上げながら歩いた。家の玄関先につくと日が暮れている。二度目の金木犀の花も落ちてしまった。

ブ。

ガンが転移し余命2年を宣告されながらも、煙草を吸い、ジャガーを購入し、ジュリーにときめく。佐野洋子の思いがいっぱいに詰まった魅力的なエッセー集。主治医との対談、関川夏央が綴った佐野洋子の思い出も収録。

晩年の佐野洋子はジュリーだったりみのもんただったり、けっこうとんでもないものが好きで、そういうところが老いる楽しみなのではと思う。前向きに死ねるのうらやましい。死ぬ気まんまんでいきたいね。