まみ めも

つむじまがりといわれます

世界金玉考

金曜日は花粉症と月のものが重なりみるみる具合が悪くなり、会社のトイレで戻し、帰りの電車は座席にもたれるようにして帰った。座れてよかった。目の前の座席が空いたとき、平静を装いながら気持ちは流星課長だった。電車をおりて外の空気を吸い込んだらだんだん元気になり、とてもとても食べられないと思っていた夕飯はおかわりして三杯の白ごはんを食べた。ふとんにもぐったらあっというまに寝てしまい、三時に目が覚めて、しばらくしてから朝まで眠った。花粉症の季節は気だるさがずっとつきまとう。

世界金玉考

会社をやめるときにチームの人たちから贈られた本。

人生の3分の2は金玉のことを考えてきた。

――みうらじゅん

なぜぶら下がっているのか?

なぜたぬきのキンタマは大きいのか?

そもそもなぜ“キンタマ”と呼ばれているのか? etc.

その誕生の瞬間から、世界各国のキンタマスラング勝海舟西郷隆盛など偉人たちのキンタマ逸話、尾崎士郎正岡子規など文豪によるキンタマ文学、ミケランジェロダビデ像にいたるまで、∞(無限)に広がるキンタマの世界に迫る。追えば追うほど謎は深まり、好奇心に気持ちはぶらぶら……黄金の秘宝を求める冒険家のごとくキンタマに挑んだ著者渾身の一冊。

読んだ後では世界の見え方がぐるりと変わる、史上初のキンタマ読本!

室生犀星の「夜までは」の引用を期待したけれど、なかった。

お尋ねしますがあなた様は今日は

何処で誰方にお逢いになりました

街にはるかぜ ぶらんこさんは

上機嫌でうたっていらっしゃる