こないだの週末、校庭でこどもたちが準備体操をはじめたら、ひらひらと舞い込んできた小鳥があって、羽ばたいても高くとばずにそこらにいる。近くでみてみたら淡い青色のセキセイインコだった。ひとに飼われていたのかちょんちょんと寄ってくる。あぶないので、手を差し出すと、乗ってきて、そのまま肩や首にとどまっている。警察に電話をして保護してもらうまでに、なにかあったときにはうちでという気持ちになったけれど、そもそもの権利は学校にあるらしく、おまかせをした。ふみちゃんはすっかりかわいくなってしまったようで、インコが欲しいとずっといっている。
卜。
読んだら最後、食べに走らずにはいられない。
麵類。その底知れぬ魔力とは何か。人気食べ物エッセイ「丸かじり」シリーズ計43巻1514篇から選んだ麵、麵、ぜんぶ麵の傑作選。
東海林さだおの、どうでもいいことにどこまでもひとりでこだわりながらふと詩情がかすめるような文章がたまらない。