夏休み。車にかぶとむしとかなへびを乗せて帰ってきた。ビールビールビール翠ジンソーダ。法事もぶじに終わり、ラグビー部の集まりがあり、なかよしの何人かでファミレスでしゃべり倒した。いまは、プールにきて、ひとりプールサイドで荷物番やうきわの空気入れをしている。三十年前からいまに至るまで、日陰から日のあたるところを眺めている自分に気がつく。いろんなことがあり、これからもいろんなことがあるだろうけれど、過ぎゆく時間のさきっちょで、ビールがおいしく飲めますように。
卜。
気分爽快-プロローグ- 森高 千里/著
いつかきっと 田村 セツコ/著
缶と瓶 細馬 宏通
ビールのある風景 山本 精一/著
西陽の水面とビール 高山 なおみ/著
イギリス湖水地方のラガー 高柳 佐知子/著
ビールの遍在性とさりげないやさしさについて 小野 邦彦/著
脳内反芻ビール 小山田 徹/著
ビールの泡 田中 小実昌/著
泡だらけ伝授 阿川 佐和子/著
ビールは泡あってこそ 東海林 さだお/著
原則の人 伊丹 十三/著
ビールは小瓶で 長田 弘/著
モクモクモク 嵐山 光三郎/著
ビールは泡ごとググッと飲め 草野 心平/著
虚無の歌 萩原 朔太郎/著
モーツァルト 村上 春樹/著
軽い酔-アンケート「私の一日」への回答- 牧野 信一/著
飢えは良い修業だった アーネスト・ヘミングウェイ/著
とりあえずビールでいいのか 赤瀬川 原平/著
ビールと女 獅子 文六/著
白に白に白 大道 珠貴/著
鍋貼-7月3日- 小川 糸/著
ふきのとう 姫野 カオルコ/著
ビールに操を捧げた夏だった 夢枕 獏/著
七月ビール炊き御飯 金子 信雄/著
富士日記(抄) 武田 百合子/著
モンスターと夜景 雪舟 えま/著
人生がバラ色に見えるとき 石井 好子/著
飲み、食べ、颯爽と嫌う 城 夏子/著
ビール 大橋 歩/著
炎天のビール 山口 瞳/著
コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃ人れ、飲んじゃ入れして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。 池波 正太郎/著
あほらしい唄 茨木 のり子/著
灰色の菫 田村 隆一/著
2019年5月3日 小沢 健二/著
この世で一番おいしいビール 氷室 冴子/著
道草 吉田 健一/著
鹿児島カンビール旅 椎名 誠/著
温泉津旅行記 川本 三郎/著
京洛日記 二十一、食堂車 室生 犀星/著鷗外先生とビール 平松 洋子/著
ビールの話 岩城 宏之/著
パブ 加藤 秀俊/著
ベルギーぼんやり旅行七色ビール篇 向田 邦子/著
ネパールのビール 吉田 直哉/著
欧洲紀行(抄) 横光 利一/著
ニュー・イングランドの浜焼 中谷 宇吉郎/著
父の麦酒のジョッキーと葉巻切り 森 茉莉/著
渓流 中原 中也/著
未練 内田 百間/著
植木鉢 土岐 雄三/著
明るいうちにのむなら蕎麦屋 与那原 恵/著
秘密基地の伝声管-第55夜まつや<神楽坂>- 鈴木 琢磨/著
初めての飲み会 瀧波 ユカリ/著
ビールの歌 火野 葦平/著
父の七回忌に 幸田 文/著
われこそはビール飲み 野坂 昭如/著
はじめてのビール-椎名誠『ごっくん青空ビール雲』解説- 沢野 ひとし/著
ワインとビールがいっぱい-セント・ヒヤシンス物語- 渡辺 祥子/著
ビールの味 高村 光太郎/著
ビールは飲む「窓辺」であり「風景」である。-編者あとがき- 早川 茉莉/著
こだわりがないのがこだわりなので、ビールは直でもコップでもジョッキでもなんでもいい。ぬるいのだけは勘弁で、冷蔵庫にはいつもつめたいビールが控えていてほしい。お父さんが家で瓶ビールを飲んでいたときには、栓を抜いたあとに瓶の首のところをあたためて、泡のドームをつくって遊んでいたっけ。お父さんはもういないけれど、お父さんのつくった間の抜けた表情の栓抜きはいまも実家の台所にある。
