星に願いを、いつでも夢を

先週はちょっと遠回りをしてセブンイレブンに寄り「ホワイトソースの海老ドリア」399円を買う。どこのコンビニエンス・ストアでも海老ドリアと海老グラタンには判で押したように勾玉状の海老が三尾まるまっている。四尾のせたら抜けがけしたといっていじめられたりするのかも、コンビニ業界も大変だ。海老グラタン、海老ドリアを立て続けに食べたせいで、口のなかにつねに火傷がある。肉体を賭して食す。こういう愛のかたち。

星に願いを、いつでも夢を

ト。

「貧困にならない方法はあるのか」「達観の境地にはほど遠い」など、本質は何も変わらない現実を前に切々と綴る断想18篇。『Men's JOKER』連載「すべての男は消耗品である。新たなる地平」を書籍化。

救いのない世界を淡々と嘆きながらこんなタイトルをつけるなんて、憎いやつ。