まみ めも

つむじまがりといわれます

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

猫の文学館2

オセロだったらとっくにひっくり返っている勢いであっちもこっちもインフルエンザだけれども、わが家はなぜか無事でいる。 週明け月曜は振替休日で弁当だった。リクエストをきくと煮しめがいいという。お正月からほとんど煮しめを欠かさない。人参とれんこん…

星の街のものがたり

しばらく前になるけれど、18日はこどもたちを連れて病院にいった。診察室に三人を連れてはいり、モニターの中でうごうごするのをみせてもらった。はっきりとおちんちんが見えた。ちょっとずつ名前を考えたい。自分のおなかの中におちんちんがあるというのは…

宮口しづえ童話全集〈1〉ミノスケのスキー帽

土曜の夜は菜豆家と新年会をした。久しぶりのお客なので張り切って台所に立つ。人参とレモンとレーズンのサラダ、豆腐とクリームチーズのディップを昼のうちに準備しておき、歯医者をすませた夕方から、スペインオムレツ、ピラフ、ムール貝とトマトとブロッ…

私はあなたの瞳の林檎

朝早くきまった時間に家を出ると、往来で行き違う人に一方的に同志感が芽生えてくる。日の上らぬ先に遊歩道で犬の散歩をする物静かな老夫婦、階段を一段とばしでのしのしあがる元ラガーマンのおとうさん、角を曲がるときにかならず新聞を振り上げてマンショ…

本の虫の本

水曜に帰りの電車がとまってしまい、木曜の朝になっても動かないので、10時半の運転再開を待って駅前のミスタードーナツにいく。シナモンチュロとロイヤルミルクティをセットで頼み、ミルクティのおかわりをしたところで運転再開見込みが11時半に延びてしま…

吉兆味ばなし

周回遅れの誕生日プレゼントに手袋を買ってもらった。ベージュのスエード生地で手首のところに紺色の糸で草花の縫取りがしてある。ふと気づくと全身ベージュ、おでんの鍋の中でくたくたに煮込まれた具のようになっていることがある。顔もくたくたしている。…

ディス・イズ・ザ・デイ

誕生日に初雪のしらせ。ちらついた雪はみていない。 気持ちの昂りがあって、午後は買出しをすませてからせっせと料理をした。煮しめブーム到来。こんにゃくと蓮根と人参の煮しめを、土井善晴レシピで。野菜は乱切り。圧力鍋で仕込んだ人参のやわやわとした輪…

たそがれてゆく子さん

十字屋のかぶら寿司をかみしめて味わう日々。こんなに淡くやさしいお漬物をほかに知らない。一句読みたくなるような風情のある一品。かぶら寿司をおいしく食べたいために、ビタミン剤をまじめに飲んで口内炎をなおそうとしているし、午後は胃を気持ち悪くし…

(012)釣

新年早々異動のフラグが立った予感。 かじかむ朝の弁当作りはとにかく作りおきのおかずを詰めた。人参のソテー、煮しめ、レンチンの玉子蒸し、冷凍食品の肉詰めしいたけ、栗きんとん。朝のしんとした台所でぎりぎりに音量を下げてラジオをきく。 月曜が日の…

絶叫委員会

仕事始めは5日。中1日やすんできょうから本格的に仕事モードに突入。冬休みなので弁当もあって4時半起き。きょうは煮しめを入れた。おかずは煮しめのほかはうずらの卵、ちくわや牛肉の炒めたの、栗きんとんで彩りというものがないけれど、これが暮らしなのだ…

きみのためのバラ

2018から2019に日付が変わる少し前に、布団に潜り込み、ひんやりしたシーツが体温でぬくまるのを待っているうちになんだか気持ち悪くなってしまい、年が明けてすぐにトイレに直行して夜の天ぷらそばもどしてしまった。冴えない年明け、でも、これが身の丈。…