2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
同僚が送別会をひらいてくれた。名ばかりデザイナーズの雑居ビルで、肉の枚数が絶妙に割り切れない数でサーブされるので、最後の最後に殴り合いになるかと思った。ビールをたらふく飲んだ。 ショージ君の「料理大好き!」 (文春文庫) 作者:東海林 さだお 文藝…
ふみちゃんの卒園式があった。自分でお気に入りの洋服をえらび、コーディネートをして、両手で♡のマークを作って首を傾げて写真におさまっている。二歳くらいのときは物静かで、自転車のうしろに乗せたはずなのにうんともすんとも言わないでだんまりしている…
寒、戻りすぎ。三角公園の桜の蕾がひらいてきたと思ったら、雪が舞った。ひょんなことからテレビの取材を受けることになり、カメラが家までやってきた。げんちゃん、びっくりしてしばらく大泣きしたけれど、レーズンをつまんで動画をつけたらソファにごろん…
庭先に植えたいちごの苗が冬を越して白い花をつけたところでお雛様をしまった。桜が少しずつ咲きはじめている。自転車を漕いでスーパーに向かうときに、前をいくふーたんが、あ、と自転車を止めて、ちょっとまって、と歩道のわきに咲いたたんぽぽを摘んで、…
異動はお昼休みの真っ只中にオンラインで発表になるので、デスクに座って人知れずソワソワしていたのだけれど、結局だれも昼休みのうちには気がつかなかった。昼休みのあとで声をかけられたときに、どういう表情をしたらよいのかわからずににやついてしまう…
ワクチンの副反応とげんちゃんのお熱が重なって週明けからくたくたになった。カロナールをレオンのゲイリー・オールドマン風にキメたけれど、身の置きどころのない節々のだるさで冴えない半日を過ごした。熱が下がったふたりで散歩に出て帰ったら、上の子た…
こどもたち四人の赤んぼうだったときの写真を壁に飾る。ついでにこないだ実家に帰ったときに見つけた、母に抱かれている赤んぼうの自分の写真(をスマホで撮ってプリントアウトしたもの)も飾る。みんなみんなあかちゃんだった。父と母が新婚旅行に出かける…
梅の花が終わりかけで木蓮がもうひと息というこの時季に桃色の花で遊歩道を彩ってくれるのが、杏なのか桃なのかがよくわからない。花の下で立ち止まってマスクをずらして匂うのか匂わないのかのあわいの空気を吸い込んでみる。ごま油を使った夕飯の匂いの方…
お伝えしたいことがございます、という思わせぶりなメールが届き、どきどきして出向いたら、異動の内示だった(わかってはいたけれど)。サラリーマンになってからはじめての異動。もともとが地味なサラリーマンなのだけれど、四月からさらに地味なところへ…
台所で蓮根をフライパンで焼いて、いい頃合いになったのをお皿に引き上げているときに、手元がくるってひと切れ落としてしまい、あ、と声が出た。テレビをみていたげんちゃんが、それをきいて、ゆっくりと向き直り、おちついて、と声をかけてきた。そのたど…
しばらく前につわりの母熊をなだめる夢を見た。小柄な熊だったので、前から抱きかかえてよしよしとした。効き目があったかどうかはわからないけれど、つわり、しんどいよな。目が覚めたときにしっとりとした熊のぬくもりが残っていて、なつかしい気がしたの…
日曜の朝、子どもたちと古本いちへ行く。好きな本を一冊だけ選んで買ってあげる。せいちゃんは二冊ほしくてお小遣いで一冊買った。 せいちゃん ジム・ボタンと13人の海賊 ミヒャエル・エンデ せいちゃん 続ちびまる子ちゃんのことわざ教室 ふくちゃん ぼくら…