まみ めも

つむじまがりといわれます

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

夏休み、鎌倉についた日に、義父が、本の詰まった古新聞いれの紙袋をどさりとおいて、「これ、ことし読んだ本、お好きなのどうぞ」というので、いくつか選んで借りてきた。夏休み明けのぼんやりした頭を小突くように、山中先生の本をひらいてみる。通勤の電…

駅前旅館

浦和に戻ってきたら、ほとんど空白の冷蔵庫が冷えていた。帰ったなりでスーパーマーケットに買い出しにいき、牛乳にヨーグルトに食パンにバナナ、とりあえずのものを買い込んだが、野菜室はあいかわらずひっそりしている。しごとの帰り、毎日の晩の献立を考…

名短篇、ここにあり

夏休みの経過をしるしておく。下田に三泊、それから鎌倉に三泊。下田ではプールと海で遊び、ホテルの敷地から外には一度も出なかった。鎌倉についた翌日は小田急デパートののりものフェスタにいく。たいへんな人出で、セイちゃんはすっかり雰囲気にのまれて…

食いしん坊 1

下田でフクちゃんの食がすすまず、慣れないアウェー環境によるものかと思いきや、みるみるうちにぷつぷつと発疹がひろがり、どうやら巷で大流行の手足口病をやらかした模様。二年前の夏休みは、鎌倉についた初日にセイちゃんが熱発し、やっぱり手足口病だっ…

作家の別腹

毎年恒例の下田行。こどもらが寝たあとでひさしぶりのひとり風呂に入る。陽のしたでは、からだの中にこもった行き場のない熅気を持て余しているくせに、ぬくい湯に浸かると、じわじわと浸みてくる熱に、わたしのからだは冷えていたのだなと気がついたりする…

深沢七郎集 第七巻 エッセイ

仕事の帰りに保育園でこどもたちをピックアップし、西日にじりじり照らされながら家路。玄関の扉をセイちゃんにあけてもらって、セイちゃんのうしろからベビーカーを滑り込ませ、後ろ手で扉をしめるが、二日にいっぺんくらいは蚊がまぎれこんで(セイちゃん…

わかもとの知恵

夏休みに家をしばらく留守にするんで、せっせと冷蔵庫の整理に余念のない一週間。メロンにはっさくマンゴーバナナりんご、毎朝茶碗に大盛りのフルーツに、ヨーグルトをかけて、夕飯も冷蔵庫掃除のテッパンでカレーライス。茄子とピーマンにズッキーニとしめ…

プールサイド小景・静物

こどもたちは少しずつ元気を取り戻し、フクちゃんは、頭から発する焼けたパンのにおい、病気のあいだはにおわなかったが、食欲が戻ってきたら、また、におうようになった。なんて素直な肉体だろうといじらしい。金曜日の夜は、出張で上京した父と、東京にい…