まみ めも

つむじまがりといわれます

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

乙女の密告

赤染晶子。 義父は、もと大学で教鞭を取っておられた方で、世の中の人はみんな自分の生徒だと思っているようなきらいがある。はじめて義父に会ったのはもう二年も前、鎌倉の喫茶店ではじめて義母に会って挨拶をし、結婚しようかと思うという話をしたのだった…

もうひとつの話(ちくま文学の森別巻)

女(ハイネ)/島の果て(島尾敏雄)/かもじの美術家(レスコフ)/平手造酒(中山義秀)/極楽急行(海音寺潮五郎)/空飛ぶ大納言(渋沢龍彦)/鷹(石川淳)/赤い花(ガルシン)/生涯の垣根(室生犀星)/ボロ家の春秋(梅崎春生)/シシフシュ(ボル…

賭けと人生(ちくま文学の森)

全生涯(リンゲルナッツ)/賭博者(モルナール)/ナイフ(カターエフ)/その名も高きキャラヴェラス郡の跳び蛙(マーク・トウェイン)/富久(桂文楽)/紋三郎の秀(子母沢寛)/かけ(チェーホフ)/混成賭博クラブでのめぐり会い(アポリネール)/ア…