まみ めも

つむじまがりといわれます

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

フィンガーボウルの話のつづき

季節においてけぼりされるあたたかさ。水曜は定期の診察で昼から仕事を休んだ。春なので靴と下着を新調した。病院で受付と採血を済ませて時間があったので一番搾りとファミチキを買って公園のベンチで一気飲み。一番搾りがぬるかった。ブックオフでぶらぶら…

スピンクの笑顔

日曜はお弁当を作って近くの公園で花見をした。おにぎりとからあげ、煮卵、枝豆、こんにゃく。グリーンラベルの350ml缶をふたつ、保冷かばんにいれて、昼前からおてんとさまの明るさで飲む贅沢。花は満開の一歩手前で、花見客のそれぞれにひろげるシートの俗…

村上春樹全作品 1990~2000 第1巻 短篇集I

もくれん、今か今かと待っていて、咲いたと思うときにはもう若干あられもない姿になりはじめ、散ったあとはちょっとむなしいようなところまで含めて好きやでと、なぜかこのときだけはやしきたかじんの歌のように関西弁で語りかけてしまう。桜はなんやかんや…

殺戮の天使

寒の戻りがなかなかに好きで、春先の朝晩の手足の先がしびれるように冷えるのは憎からずおもうけれどもいくらなんでも戻りすぎの感がある。昼ごろにみぞれ混じりの雨が雪に変わり、火曜にやっと咲きだした三角公園の桜に白のたしかな質量が降りかかっていた…

親子の時間

もくれんが咲いたので春の始まりは終わった。ふたつ前の週末にこどもたち三人を連れて別所沼で今年はじめてのピクニックをした。おにぎりと枝豆とから揚げだけのお弁当、コンビニで一番搾りとおやつとミックスナッツを買った。結局それだけでは足りなくてバ…

温泉天国

朝、起きしなに、お昼にもっていくパンにブルーチーズをはさもうとおもって、くるみ入りのかた焼きパンに包丁をあてていたら、あまりにかたいのでうまくやれずに指をざっくりいってしまった。最初はじわじわと、そのうちだらだらと血がとまらなくなり、朝の…

ポケットに物語を入れて

花粉の本気はどこまでいくのか。サイヤ人になったと思ったらスーパーサイヤ人になり、最終形態はいったいどこなんだろうという果てしない気持ちで、からだがどんよりする。自分のからだは花粉のグレードアップにどこまで対応できるのか不安でしかない。それ…

ソロモンの偽証

花粉が本気をだしてきた先週はとにかく胃がぽちゃぽちゃするのだった。常に胃の内部の水面を意識させられるというのはなかなかしんどいもので、輾転反側としてねむれない。漢方では水毒といって水の巡りが悪い状態なのらしく、水分のとりすぎはよくないとさ…

本屋さんで待ち合わせ

先週は部署の懇親会があったので出張ってきた。ビールをぐびぐび飲んでほどほどに酔っていい気分になりべらべら話していたら「ときめきの人」という称号を与えられた。好きな相手にはぎゅんぎゅんにアピールするという姿勢を評価されたらしい。いまは昔、ぎ…

ジャングル・ブックII

今年はばたばたしておひなさまを飾れないままひなまつりを迎えた。おひなさまどころかクリスマスツリーも出たままになっていたりする。暮しの手帖に叱られそう。鎌倉から義父母がきて、夜は街に繰り出し中華料理を食べた。冷菜の盛り合わせにはじまり、えび…

藁屋根

このごろよく作るメニューが、鶏飯。ほんものを食べたことがないのでいい加減に作るけれど、こどもたちも気に入ってよく食べる。週末のうちにもも肉をレンジで酒蒸しにしておき、ほうれん草のおひたしも用意しておく。食べようという日には、たまごやきを作…