まみ めも

つむじまがりといわれます

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

摩天楼を夢みて

金曜は飲み会で、土曜が出勤日だったので、金曜の朝に保育園へ連れてってから、土曜の帰宅まで、覚めているこどもたちに会わなかった。酔っぱらって帰って、風呂でじっくり文庫本を読み、ふとんにもぐりこむときに見るこどもたちの寝顔のいとしさったらない…

星と月は天の穴

金曜は、友達が退職するので送別会だった。大学の学科の同級生で、わたしは大学院にいったのでおくれて入社したが、大学のときはさんざん飲んだくれ、大学の付属牧場の泊まり込み実習はいつも同部屋だったし、彼女が胃潰瘍の痛みでのたうっているときには手…

飢餓海峡

桜、あとひと息。今年は、朝、駅まで歩く遊歩道で、三角公園のところにある桜の蕾を毎日注意ぶかく観察してやった。少しずつ膨らんできてブルームに至るところをみていると、悶えたいような気持ち。往来で沈丁花が濃密ににおってくるのも、いけない感じがす…

父と暮せば

三連休の初日に、セイちゃんに、おやすみはなにがしたい?ときくと、お花に水やりをしたいとの答え。そんならと、駅前の花屋にいって苗を買うことにした。セイちゃんに好きな花を選ばせたら、デージーとサクラソウ、ピンクのを指さしたので、150円と200円で…

神の悪戯

小沢健二がいいともに出るというのを、なんとなく知らんぷりを決めこんでスルーするつもりでいたのだったが、前にテレホンショッキングに出たときのVTRをYouTubeで見てしまい、一気にオザケン熱が花開いてしまい、金曜日も深更になって、布団にもぐりこんで…

国のない男

木曜日、仕事中にネットで検索をしようとしてYahooをひらいたら、琴欧洲の引退がトップにでていた。今場所は負けがこんだ上に肩を脱臼して休場してしまい、日本国籍をとった話もあったので、琴欧洲の相撲もあとしばらくという予感があったものの、まだひと踏…

おしゃれサラダ

日曜は飛鳥山公園にでかけた。セイちゃんが、お弁当をたべたいというので、前日におかずをつくっておいた。たこさんの真っ赤なウインナーと、牛肉と筍の時雨煮を巻いた卵焼き、プチトマト、ブロッコリーのごま和え、なるとにチーズを挟んだソテー。ところで…

シーズ・ソー・ラブリー

土曜は、午前のうちにイオンに買い物にいって、週末の買出しをすませ、お昼はカレーと讃岐の茶ざるうどん、こどもたちの昼寝の時間に外に出してもらい、駅前のQBハウスで髪を切ってもらう。小学生らしい男の子とおじさんの間でウエイティング。小学生の男の…

小さき町にて―フィリップ短篇集

土俵際で遠藤がクルリとやって、稀勢の里に勝った。玉鷲琴欧洲とくだして連勝。稀勢の里のときは地元の穴水から日帰りで応援がきていた。みんな、バスに乗って、家に着くのは真夜中だというから振るっている。殊勲インタビューで地元の応援について言及され…

袋小路

仕事をきっかりであがって、駅前の八百屋で買い物をし、こどもたちをピックアップして、順調にいくと五時半過ぎに家に着く。場所中はそれから六時まで、片手間に野菜を切ったり、米を研いだり、しながら、こどもと一緒になっておすもうを見ている。おすもう…

インファナル・アフェア

スーパーの店先にとりどりの花が咲きならんで、前を通るときに、セイちゃんはなにいろのお花がすき?ときくと、ウーン、むらさき!とこたえたので、お店のおばさんが、あははと笑って、おとなだねえと言った。むらさきの次は、あおむらさきが好きで、あじさ…

高見順日記〈第1巻〉 (1965年)

一月場所の千秋楽の翌日から、毎日欠かさず千秋楽の録画したのを見続けたので、セイちゃんもフクちゃんも、千秋楽の取組と、幕内の力士をほとんど覚えてしまった。フクちゃんは、頭のなかの一体なん割がお相撲なのか、寝言でもエンドーだのハクホーだの言っ…

水の中のナイフ

図書館で、平野レミのおりょうりブックを借りてきた。「ひもほうちょうもつかわない」料理を、和田唱と和田率のイラストで紹介している。たまごかけごはんにのりごはん、ナッツごはん、オープンサンドにフルーツのクリームがけ。セイちゃんに、どれがたべた…

チャイナタウン

先週は宿六の仕事が忙しく、こどもの世話はほとんどひとりでやった。金曜の帰りにはセイちゃんとフクちゃんを連れてクリニックに寄って、ワクチンが7価から13価に増えたという肺炎球菌ワクチンの追加接種をおわらせた。フクちゃんは泣いて脱走を試みたが、だ…

庄野英二自選短篇童話集

先週末は歯のクリーニングに行ったんであった。はや昼のあとで、ベランダに干してあった布団をとりこんで、寝室にあがったこどもたちにバイバイをして、ひとりでぷらぷらと駅前に出て、コーヒーを飲み、留守番のご褒美のドーナツを買う。リクエストは、チラ…