まみ めも

つむじまがりといわれます

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

老人ホームで死ぬほどモテたい

WBCの決勝とせいちゃんの卒業式が見事にかぶってしまった。式の最中に何度か速報を確認していたけれど、式のあとの待ちの時間にゲームセットを見届けることができた。こどもたちも待ち時間に教室でテレビをつけていたらしく、窓をがらりとあけて、勝ったぞ〜…

誘蛾灯

先週末に恩師の最終講義があり、仕事を早上がりして大学にいってきた。再現性の危機といわれた暗黒時代の教え子で申し訳ないながらも花束贈呈のお役目をまっとうした。久しぶりに歩く本郷通りは「もうつぶれてなかった」がたくさん。教授室で懐かしい面々と…

クララとお日さま

おととい、実家の犬が死んだ。暮れのころから、ちょっと様子がおかしいとお母さんが言っていて、散歩にいくとどこまでも歩いてみたり、そのくせ次の日はぐったりと一歩も動かなかったりしていた。寿命だったのだろう。てんかん持ちで発作が出たので薬をすこ…

家族

夕暮れどきに沈丁花のにおいが遊歩道に漂っている。しつこいような甘えたにおいのくせに、すこし離れるとすっといなくなる。思わせぶりなやつめ。蝋梅のにおいはまだ春待ちの気配だけれど、沈丁花のにおいはもう春の入口に立っている気がする。木蓮が咲くと…

世界金玉考

金曜日は花粉症と月のものが重なりみるみる具合が悪くなり、会社のトイレで戻し、帰りの電車は座席にもたれるようにして帰った。座れてよかった。目の前の座席が空いたとき、平静を装いながら気持ちは流星課長だった。電車をおりて外の空気を吸い込んだらだ…