まみ めも

つむじまがりといわれます

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本探偵小説全集8 久生十蘭集

友達が家の表札をつくってくれた。字も歌もうまく、運動もでき、なにをやってもすらすらと人並み以上にやってのける彼女を、取り柄のないわたしはずっと凄いなあとおもっていたけれど、そんな彼女が、書道は本気でがんばりたいといっていた。まじめな彼女な…

せつない話 第二集

雨雨雨。今朝の雨はすごかった。通勤の途上、かばんもズボンもぐしょ濡れでワントーン暗くなる。でも、ここまで土砂降りになればなんだか祭りめいてくるというもので、不思議と気分はワントーン明るくなる。川のように雨水がどうどう流れるアスファルトに威…

町でいちばんの美女

ブコウスキーの名前をどこで知ったかしらないが、なんだか頭にのこっていて、ブックオフで背表紙をみて手にとった。町でいちばんの美女というタイトルに女の写真をあえて使っているのが挑戦的。それもボンレスハムみたいな中年女というのがいい。 酔っぱらう…

権現の踊り子

いっときブックオフにやたら町田康がならんでいて、こないだ読んだのがおもしろかったから買ったけれども、読んでみたら、これ、読んだことあった。どこ文庫か忘れたけど、オレンジ色の背に権現の踊り子の文字列の記憶あり。「工夫の減さん」のタイトルだけ…

ダーシェンカ

チャペック、ちくま文学の森で読んで気に入ってさがしていた名前をやっぱりブックオフの¥105で発見。こころではスキップ踏みつつポーカーフェースでしれっとレジにもっていく。通勤のかばんにつっこんで、あっというま、行って帰ってくるそのあいだに読…