まみ めも

つむじまがりといわれます

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

冬と春のあわいのような一日で、こんなふうにしめって、すこしだけ指先がかじかむような日にはシガーロスがききたくなる。音量はちいさめにして、音楽の向こうで、オナガがギーギー鳴いたり、駅のアナウンスがきこえたり、そんなふうに世界or自分が閉じてい…

ドリトル先生の郵便局

土曜は東京、日曜は品川と、立て続けに上京して都会に胸やけしてしまった。ふだんの週末は買出しや病院や図書館通いがせいぜいで、半径三キロ圏内の用事しかこなさないところに、遠出だけでも緊張するのに、詰め込みすぎて、なんという東京の情報量の多さよ…

山の上の家

週末、やっとおひなさまを飾る。二階からおろしてもらった大小の箱から、道具をひとつひとつ取り出して、パンフレットの写真を見本にして並べていく。今年はカラーボックスに布をかけた上に据えた。ふーたん、おひなさますき、といってうれしそう。おにいち…

東京百年物語1

樋口直哉の料理のコラムに惹かれてチョコレートのムースを作った。沸かしたお湯にチョコレートを溶かしこんだときにはぎょっとして半信半疑だったけれど、ちゃんと固まるのがおもしろい。小包みにして、こどもたちが描いた絵を一緒にして、父母に送る。せい…

猫めしの丸かじり

バレンタイン・デーはスター・ウォーズのチョコエッグ。BB-8が出たらしい。 週末にトルタ・カプレーゼを焼く。インフル禍でやすんでいたときにこどもたちとみたグレーテルのかまどを参照。トルタ・カプレーゼはカプリ島のケーキ屋店主が、マフィアにびびって…

ラモーナ、八歳になる

くちびるの右はし、口角炎ができて、笑うたびに血がにじむ。 ラ・ラ・ランドに感化されてミアみたいにステップ踏むようにご機嫌に歩くまねをする。むかし、長塚京三がサントリーのCMでぴょんと跳ねる背中もよかったなあ。 ラモーナ、八歳になる―ゆかいなヘン…

ドリトル先生航海記

ちょっと色気をだしてパーマをあてたらぐりぐり頭になって家族から非難轟々。ふーたんに至ってはしばらく近寄ってこなかった。 連休はふくちゃんが病み上がりだったこともあり、引きこもり気味に過ごした。スター・ウォーズのフォースの覚醒と最後のジェダイ…

柴田元幸ベスト・エッセイ

起きたら庭の草木に白い薄化粧。冬の寒さは底かもしれないけれど、日は長くなり、遊歩道の梅は満開を過ぎて白い花びらを落とし、蠟梅がほんのりとにおって、確実に季節がすすんでいる。定点観測の梅が咲いてから、木蓮が咲くまでを、勝手に春のはじまりとお…

日本のヤバい女の子

ふくちゃんの処方はイナビル。まる二日の発熱のあとで中一日おいて再発熱し、やっとおさまった様子。きつねとおかゆを切らさない一週間だった。きょうはもうずいぶん良くなって少しだけ外に出てブランコを揺らしたりしたけれど、あしたのお昼もきつねうどん…

バナナの丸かじり

土曜の夜から虫の居どころが悪いようなそぶりだったのは、今から思えば悪かったのは虫の居どころではなく体調だったようで、ふくちゃんが日曜から熱を出して、ついにわが家にもインフルエンザがやってきた。熱はたいしてあがらないものの、二日間さがらなか…

ドリトル先生アフリカゆき

節分はなんとなくちらし寿司。だまって食べるのなんかどうしたって無理なので、巻いたりしない。まだクリスマスツリーもしまっていない。ちらし寿司の具は、ツナと甘酢れんこん、錦糸玉子、ほうれん草、かにかまに海苔。 それから、ゆず胡椒の鶏ハムと、レギ…

くわえ煙草とカレーライス

週明けに、ゆでたずわい蟹が三杯おくられてきて、この追いまくられるような日々に蟹をおろす暇などあるもんかと思ったけれど、なんとかやった。もちろんのこと格別においしいけれど、蟹とはなんと手を煩わせる食べ物だろう。いなかではずわい蟹しか食べなか…