まみ めも

つむじまがりといわれます

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マイ・ルーム

土曜の朝の病院のあとでいなげやにいき、珈琲屋さんの牛乳を飲んでから、お惣菜の唐揚げと春巻、菓子パンとお茶を買い込んで家のそばの三角公園まで歩く。公園につくと宿六とセイちゃんとフクちゃん、ぶらんこで遊んでいた。前日はまだ咲きはじめたなという…

食卓のつぶやき

土曜の朝は隔週で健診。おなかはいよいよせり出して、食べても食べなくても胃のあたりがむかついて、すこし食べすぎると戻してしまう。それでも着々と中身は育ち、2週間のあいだに200グラム増えていた。通っている病院はお産をやらないところで、通っている…

深夜食堂の勝手口

月曜は3ヶ月に一度の通院だった。休みをとったので、朝はいつもより30分寝坊して、こどもたちを保育園に送り、宿六と駅で別れ、キオスクでスポーツ新聞を買ってから駅前のミスタードーナツにはいり、大相撲千秋楽の記事を隅から隅まで読む。そのあとは町田康…

おんなの領分

金曜にめずらしく妹から連絡があって、おかあさんが上京しているので明晩みんなでごはんでも、といってきた。わざわざ浦和まで出向いてくれるというので、泊まってもらうことにした。が、妹が食あたりをおこしたらしく、こどもたちにうつるものであってはよ…

惑星ソラリス

大阪場所がきのうで千秋楽。夕方、昼寝から覚めたこどもたちと黒柳徹子のチョコクリームでつくったビスケットケーキを食べたあとでテレビをつけて幕内の後半戦をみた。照ノ富士と白鵬の優勝決定戦はならなかったけれど、照ノ富士と豪栄道、白鵬と日馬富士、…

キャッチャー・イン・ザ・ライ

土曜の朝、まず炊飯器でごはんを炊いてから朝ごはんの支度。朝はフルーツ(バナナ、いちご、デコポン、キウイ)にヨーグルト、パンの耳が余っていたのでマーガリンと砂糖でかりかりに焼いて食べた。ちょうど片付いたところで炊飯器が鳴ったのでほかほかのご…

そして生活はつづく

おなかの中の子が女の子らしいとわかって、女の子がいいと言っていたセイちゃんはすごくうれしそうにした。すこし前までは、好きな女の子の頭文字をあつめてラミリヒちゃんと名前をつけていたけれど、女の子みたいだよと話してからは、ももちゃんと呼んでい…

家族の絆

ヒートテックを脱いで久しぶりに素肌に春の空気を感じて、エアコンもなしに朝ごはんをすませ、歯を磨いていたら、ラジオから長谷部結婚のニュースがとびこんできた。長谷部、テレビで真っ白なソックス履いてやがったな、イケメンめ、と、完全に下から目線で…

炎のランナー

土曜日の朝はいちごとキウイをすこしつまみ、いつもの薬を飲み、コーヒーをカップに半分飲んでからひとりで家を出る。4週ぶりの病院。ショパンをききながら歩く。外に出ると鼻がむずむずして、ときどき思い出したようにツンとにおうのは、沈丁花で、よその家…

マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ

たいして食べられないというのに、お腹はみるみるせり出して、いまなら千代鳳関の真似もうまくやれそうな具合になっている。大阪場所では千代鳳関が吠えなくなってすこしさみしい。お相撲さんの取組前の所作には個性があって、遠藤関の脚のよくあがる見事な…

昭和の犬

すこし憂鬱な仕事が重荷になっていて、そのうえいろんな締め切りが一挙に押し寄せて、余裕のない数日だった。精神的なものなのか、今週は毎日のように仕事場のトイレで吐いてしまった。ひと段落してほっとした。つわりは抜けたとおもうのに、食べものの味が…

オン・ザ・ロード

日曜の午前中は霧雨が降って、肌寒かった。午前中はスーパーマーケットに買い物にでて、駄菓子を買い込んだ。お昼のワンタン麺を食べたあと、支度をして外に出たら雨はやんでいた。宿六の友人がサッカーのチケットをくれたので、アルディージャ対ツエーゲン…

フリック・ストーリー

金曜の夜は焼きそばとしゅうまい、シチューに洋風の切干し大根煮というよくわからない献立だったが、いつもは食い意地の張っているセイちゃんが、切干し大根に手をつけただけで、食卓に伏せってぐずぐずし、そのまま、もういらない、といって食べなかった。…

羊の物語―眠くならないヒツジのアンソロジー

鼻がむずむずしてくると、春のはじまりが終わったなと思う。定点観測の白梅はもう花を落として、三角公園のわきの梅が白梅、つづいて紅梅と、ぽちりぽちりつぼみをふくらませている。ここに暮らすようになってしばらくしてから、通勤の道すがらのよその木々…

ショーシャンクの空に

土曜は保育園の発表会があり、いつもの休みより早く起きる。セイちゃん、朝からずいぶん張り切っている。鎌倉からきてくれた義父母と市民会館のホールへでかけた。こじんまりした古い建物で、年齢別のクラスにわかれていろいろな出し物をする。フクちゃんは…