往来の雪だるまがどんどんこじんまりとしていく。日なたにあるものは短命、日陰ものはしぶといが日も当たらずにさみしげに佇んでいる。どういういきさつか首がとれて傍らに転がり「盛者必衰の理」しているものもある。そういえば二十歳のころ、父方の祖母か…
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