まみ めも

つむじまがりといわれます

続・激突!

水曜は午後を半休するので朝は5時に目覚ましをかけて朝ごはんを用意し身支度を済ませて一時間早く家を出た。通勤の車内には昨夜の倦怠を引きずっているのか眠りこけている人が多く空気も心なし澱んでいる。朝の仕事は嫌いではなくて、電話はならないし、実験室はひとりじめで機械もほかの人を気にしないで使いホーダイ、歌を歌っても誰にもきかれない。

プ。1974年。原題は“The Sugarland Express”で邦題はひどいセンスとしか言いようがない。続編でもないし激突もしない。

犯罪歴を理由に一人息子を養子にだされてしまったルー・ジーンは、我が子を取り戻すために、窃盗罪で服役中の夫クロヴィスを脱獄させ、パトカーをカージャックして逃走する。警察の追跡が始まるが…。テキサス州で実際に起こった事件をもとに、テレビ映画「激突!」で有望新人監督として注目されたスティーブン・スピルバーグが、ユーモアと詩情を交えて描き、高く評価された劇場映画デビュー作。カンヌ映画祭脚本賞受賞。

底抜けにばかなルー・ジーンが好きでたまらないクロヴィスの切なさったらなくて、しかしこれが愛の現実なのだとも思う。ルー・ジーン役のゴールディ・ホーンケイト・ハドソンの母だった。底抜けにばかな役がすごくはまっていたけれど、底抜けにばかなのかどうかはわからない。すごくチャーミングなのは間違いない。