まみ めも

つむじまがりといわれます

社会人大学人見知り学部卒業見込

台所で蓮根をフライパンで焼いて、いい頃合いになったのをお皿に引き上げているときに、手元がくるってひと切れ落としてしまい、あ、と声が出た。テレビをみていたげんちゃんが、それをきいて、ゆっくりと向き直り、おちついて、と声をかけてきた。そのたどたどしいおちついて、がびっくりしたのとあんまりうれしくて、ありがとう、おちつくね、と返事をしながらじーんとしてしまった。でも落ち着けないまま一生を終える自信がある。

エフ本。

下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた。芸人・若林正恭が、30歳を過ぎてから社会への参加方法を模索した経験を綴る。単行本未収録を大幅追加し文庫化。

ぼくは春日に憧れている、のところでかなりぐっときてしまった。ぼくなんだ(そこ?)。