まみ めも

つむじまがりといわれます

Neverland Diner-二度と行けないあの店で

なんの予定もない連休で、ピザでも焼こうかと生地を捏ねてねかしていたら、あれよあれよと人が集まることになり、ピザでは足りずすしやから揚げやアルコールの差し入れが次々に集まってなんとかなった。そのまま三人が泊まり、次の日も四人が泊まるというので、二日目はぎょうざの満洲の餃子を買ってきて焼いた。最終日は雨でどこにもいけないで、テーブルの上を片づけてピンポンをやったりする。おかずを作ったり敷き布団を片づけたりしながらふとんをかぶって本を読む。窓から冷えた空気が伝わってくる。今年は夏から秋の変わり身が急すぎる。

卜。

もういけない店、味わえない味、酔っ払えないカウンター。僕をつくったあの店は、もうない。100人の「二度と行けないあの店」の思い出を紹介。週刊メールマガジン『ROADSIDERS'weekly』連載を書籍化。

もうつぶれてなかった、は何度か経験があり、ときどき思い出していないといつか本当に記憶からこぼれてしまいそう。いくつかの店をひさしぶりに記憶からひっぱり出した。