まみ めも

つむじまがりといわれます

マイ国家

マイ国家 (新潮文庫)
連休はムーミン谷にハイキングにいこうかなどとも考えておったが、息子が入院して病み上がりなので断念した。乳離れをやるので、夜は何度か起きてあやさねばならず、眠りが浅いせいか息子と一緒に寝てばかりいる。外が暑いので洗濯は捗るがあんまり出かける気にもならない。初日は陽が落ちてから駅前にぶらぶらと出て、髪をばっさり切ってきた。帰ってからオムライスをつくった。息子は卵がいけないのでチーズをのっけた。オムライスはまるくて黄色くてピカピカして、それだけでなんだかうれしくなる。ふつかめは大相撲中継をみながら筈氏の日焼けした腕の皮をぺりぺりと剥いて過ごした。久しぶりに大相撲をみたらおもしろくてはまってしまいそうだ。裸でぶつかり合って肉がぶるぶるして圧巻。隆の山の相撲に盛り上がる。みっかめは朝からホットケーキを焼いてたべた。ホットケーキもまるくてふんわり甘くて、やっぱりうれしくなってしまう。息子は窓の外を指差してチョウチョ、チョウチョという。大相撲は見逃した。隆の山は負けてしまったらしい。きょうは朝から息子の再診があったので、駅前にでてバスで病院にいき、診察をおえてまたバスで駅前にもどり、保育園に預けてまた駅前に帰ってきた。これから仕事にむかう。あっちこっち行ったり来たりして難儀ではあったが、すこし時間があるのでドーナツを食べることにした。
星新一は、高校生ぐらいのときに読んだとおもうが、こんなにわかりやすいのに自尊心をナデナデされるようなマジックは独特。世界の歪みや裂け目にずっぽり落ち込んでしまったような違和感にとらわれて、足元がぐらぐら、ページから顔をあげたらまったくちがう次元にトリップしてしまっているのではないかという不安感がたまらん。