小沢健二がいいともに出るというのを、なんとなく知らんぷりを決めこんでスルーするつもりでいたのだったが、前にテレホンショッキングに出たときのVTRをYouTubeで見てしまい、一気にオザケン熱が花開いてしまい、金曜日も深更になって、布団にもぐりこんでボリュームをぎりぎりに小さくして、やっぱりYouTubeでいいともを見るのだった。オザケンに夢中になったのは、中1だったか中2だったか、あのLIFEは誰に借りたCDだったのかもはや思い出せない、あれから二十年ばかり、流れた時間の重たさをおもう。それでも、ボーダーの上にカーディガンを羽織った小沢健二が、歌いおわったときには上目遣いでペロッと舌をだしたときには、卒倒しそうなくらい胸がどきんとした。あの瞬間、日本中で幾千のハートがまちがいなくときめいたと思うのだけれど、そのエネルギーで星のひとつぐらいは流れたかもしれない。
- 作者: 柴田錬三郎
- 出版社/メーカー: 光風社
- 発売日: 1963
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池内紀の本でシバレンについて書いてあって、読みたくなって図書館で予約。日本刀で竹でもすぱすぱ切っていくようなクールな文章にしびれる。