まみ めも

つむじまがりといわれます

日日すれすれ

連休は友人家族に誘ってもらい、軽井沢にいってきた。たたみかけるようにこどもたちがビョーキになったので、どうなることやらと思ったが、なんとか出かけられたので、よかった。レンタカーの大きいのを借りて、チャイルドシートをみっつつけてもらい、朝の六時半に浦和をでた。軽井沢には10時に到着。白糸の滝をながめてから友人家族と合流し、スーパーで買い出し、お昼をたべ、肉や野菜を買って近くのひなびた温泉に浸かり、夜は焼肉をした。次の日はおにぎりやパンを持って公園でピクニックをし、午後はアウトレットにいかせてもらい、買い物。夕飯は餃子を90個焼いた。最終日は家の掃除をやって新幹線にのって帰ってきた。友人夫婦がごはんを作ったりこどもと遊んでくれるので、すごく楽をさせてもらった。お金がたまらないという相談をうけたが、わたしみたいなビンボーくさいものが見本になるとも思えないのだった。むしろ、ためらいなく気持ちよく散財する人がうらやましかったりして。わたしの金の使い方にはいじけたところがあって、みっともない。どうにかならんもんかなと思う。

日日すれすれ (集英社文庫)

日日すれすれ (集英社文庫)

病院通いの日に、朝、本棚の前でなにを読もうか考えて、吉行淳之介にしたが、これがぴったりで、吉行淳之介のビョーキのことが色々書いてある。本当に日日すれすれというタイトルの通りで、しんどそうだが、飄々としているので読んでいるほうはしんどくない。解説で、編集のひとが、吉行淳之介のさりげないやさしさ、気遣いについて書いていて、吉行淳之介はやっぱりもてただろうなあと思う。スナックのママにふられた話も書いてあって意外だったけれど、さすが、もてる男はふられてもちっともいじけたところがなかった。