まみ めも

つむじまがりといわれます

ベスト・キッド

10月20日の月曜日、この秋はじめておでんの鍋をした。ちょうど日の入りが五時きっかりになった日。前日に大根と卵とたこを下ゆでして、ウインナー、ちくわ、餅入りきんちゃく、こんにゃくと煮ておいたので、帰ってから鍋をあたためるだけでいい。具が多すぎて鍋からはみ出たぶんがちょうど全体の二分の一ほどあって、ゆうべ出汁を足して煮ておいたので、きょうもおでん。たこは近くのスーパーにでていたのではじめておでんに入れてみたが、いまいちで、こどもたちも噛みきれないので手をつけない。おなじときにやりいかを買ったのは、下ゆでしてからアンチョビとオリーブオイルとパセリで和えてグリルで焼いたらおいしかった。こどもたちも内臓をよけたところは気に入ったらしかった。

「いとこのビニー」でまぬけないきさつから強盗殺人の罪をきせられたビリー役をやっていたラルフ・マッチオをみて、宿六が、「ベスト・キッド」の子役だ、なつかしい、というので、図書館で予約。話をきいていたら、ベスト・キッド自体を見たことあるか知らないが、おかしな特訓をやるくだりはなんとなく知っている気がする。おそらくパロディーかなんかを見たのだろう、映画にはほとんど思い当たる節がなかった。愛すべきあほらしさの映画で、そのまねをして窓をみがいた愛すべきあほを量産したにちがいない。うちにもご多聞にもれずあほが一人。