まみ めも

つむじまがりといわれます

やりたいことは二度寝だけ

土曜の朝一番に病院にいく。こともなし。病院のはす向かいの四つ角に天津甘栗の店があって、診察を終えて往来にでると、開店前から甘い香ばしいにおいがしている。スーパーの開店を待って、いつもは行かないスーパーをひと回りして楽しんだあと、コロッケと菓子パンと炭酸水を買って、休憩コーナーでホットの「牛乳屋さんの珈琲」をフウフウ飲んでから帰宅。2時過ぎに家を出て、駅前でお茶を一杯飲みながら本を読んで時間をつぶし、歯医者でクリーニングとトリートメントをしてもらう。風のつめたい1日で、夜は豚肉と白菜で鍋。遠藤がパッケージで仁王立ちしている永谷園の煮込みラーメン。日曜は図書館。実家からバナナケーキが届いたので、生クリームを泡立てておやつに食べた。天覧相撲をみながら夕飯の支度。お相撲さんたちの所作にも緊張感があって、ぴかぴかして見えた。夕飯は炒飯と水餃子。こういうどこにもいかない週末が本当に性にあっていると思う。

やりたいことは二度寝だけ

やりたいことは二度寝だけ

タイトルに惹かれて図書館で予約。「本が好き、悪口言うのはもっと好き」に比肩するいいタイトルだと思う。会社員をしながら小説を書いていてどこにもいかないので、エッセイのネタに、きょうネットで検索したことを取り上げたりしている。自分でも「何も残らないし、ひたすら地味で意味もない」内容だといっているけれど、ひたすら地味な感じが、綿で無地の下着に似た安心感で心地よかった。そんな津村記久子さんが、ある年が明けたときに、「今年も、劇的な成長など期待せずにやっていこう」といっていて、妙に共感したので、ならって、劇的な成長を期待せずにひたすら地味にやっていきたい。