まみ めも

つむじまがりといわれます

暗くなるまで待って

妊娠してからとことんねむい日が続いていたが、ようやくもどす回数も少なくなり、夜も起きていられるようになった。宿六の帰りが遅いので、こどもたちを寝かしつけたあとは風呂にのんびり浸かって本をぺらぺらやる。もどさなくなった途端に体重はうなぎのぼりに増えだした。胸焼けするのでたいして食べられないというのに、インプットしたカロリーのすべてが肉になろうとしているらしい。おなかもせり出してきて、ついにでべそになった。セイちゃんとフクちゃんが湯船ででべそをつついて遊ぶ。

暗くなるまで待って [DVD]

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テレビ放映の録画。1967年公開、オードリー・ヘップバーン30代半ばのころで、さすがのオードリー・ヘップバーンもこのお年頃は老けはじめという感じでくすんで見える。中年をどうやり過ごすかというのはきれいな女の人にとってはなかなかの重荷だろうな。原題はそのままWait Until Darkで、なんとなくロマンティックな映画を想像していたらまるで違った。オードリー・ヘップバーンは盲目の賢明な妻役。はじめはなかなかストーリーが動きださず退屈し、オードリー・ヘップバーンの細さばかり気になったが(どうやって内臓を収納しているんだろう?)、後半ググッと展開が加速して引きこまれ、アラン・アーキンオードリー・ヘップバーンに飛びかかる場面ではかなりビクッとしてしまった。真っ暗な場面もよかった。マイク役はどこかで見覚えのある顔立ちだと思ったら、リスボン特急のギャング役、リチャード・クレンナだった。