まみ めも

つむじまがりといわれます

惑星ソラリス

大阪場所がきのうで千秋楽。夕方、昼寝から覚めたこどもたちと黒柳徹子のチョコクリームでつくったビスケットケーキを食べたあとでテレビをつけて幕内の後半戦をみた。照ノ富士白鵬の優勝決定戦はならなかったけれど、照ノ富士豪栄道白鵬日馬富士、ともにいい相撲で盛り上がった。日馬富士が好きなセイちゃんは、日馬富士が寄り切られたあと腹をたてて台所に引きこもり、のぞいたら目に涙をためて、白鵬きらい、つまんない、といっていたが、あとから、やっぱり白鵬ちょっとだけすごい、と小声で言いなおしていた。

惑星ソラリス [DVD]

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たしか横尾忠則の本で「惑星ソラリス」の話がでてきて(「宇宙の果てまでつれてって」だったかな?)、図書館で予約しておいたのが、順番待ちがまわってきた。ソラリスでは惑星自体が意志をもっていて、その場で起きる不可解なできごとたち、そもそも惑星の意識に飲み込まれてしまったわたしたちにそれを認識できるのかという観念的で手に負えないタイプの作品で、そのうえ字幕ありの英語吹き替えで見ているとときどき音声が勝手にロシア語のオリジナルに戻っていたりして、いろいろと翻弄されてしまった。首都高のカットは、「ロスト・イン・トランスレーション」で見たような逆輸入版日本で、異国人の視線でみる景色はなんだか別ものみたいでいい。