まみ めも

つむじまがりといわれます

キャッチャー・イン・ザ・ライ

土曜の朝、まず炊飯器でごはんを炊いてから朝ごはんの支度。朝はフルーツ(バナナ、いちご、デコポン、キウイ)にヨーグルト、パンの耳が余っていたのでマーガリンと砂糖でかりかりに焼いて食べた。ちょうど片付いたところで炊飯器が鳴ったのでほかほかのごはんにふりかけを混ぜてラップに包んでおにぎりをつくっていく。セイちゃんとフクちゃんがお手伝い。カレー味のふりかけ、鮭と若菜のふりかけ、たらこの佃煮、昆布、全部で15個にぎった。水筒にお茶をつめて、おにぎりを持って、遊歩道を通って近くの公園まで歩く。黄色と白の花がしきりに咲いているのは、レンギョウユキヤナギらしい。ミモザモクレンも咲いている。モクレンはあっというまに花弁がめくれて、いい時季を見逃してしまった。公園で保育園のお友達と落ち合い、しばらく遊んでから近くのお友達の家にお邪魔して、家のなかでピクニックごっこをした。おでんやパンにママレードやディップを持ち寄りして、好きに食べた。その家には目の色が青と黄色にわかれた白い猫がいて、人懐こいのでたくさんさわらせてもらい、毛だらけになって帰った。午後、図書館にいったら町田康の猫の本が目について、思わず借りてきた。猫を撫でたときの背中のアールと毛と骨の感じ。いつか猫と暮らしたいと思うけれど、いつになるかわからない。

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ

世界文学リミックスからの2作目は、逃げるアメリカ少年「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を図書館で予約。オン・ザ・ロードに続いて逃げる男の話で、「誰ひとり僕のことを知らず、僕の方も誰のことも知らない場所」を願っているこちらのアメリカ少年は、じぶんのだめさを直視できていないで、縦横無尽に動きまくったオン・ザ・ロードに比べるとちょっと逃げかたがせこい感じがした。「陰謀のセオリー」で、ライ麦畑でつかまえて、を買わずにいられないように仕組まれていたメル・ギブソンを思い出して、空を見上げてみたけれど、ヘリコプターは飛んでなかった。