まみ めも

つむじまがりといわれます

西の魔女が死んだ

どっちつかずの天気が続く。
月曜は、物置きから埃まみれのベビーカーをひっぱりだし、カバーを外して濡れ布巾でふいたらそれだけで汗だくになった。午前中は図書館とスーパー、午後は区役所と保健センター。夕飯は餃子。火曜は葉書を出すのに足りない2円分の切手をコンビニに買いに行ったくらいしか用事をしないのに、どっと疲れて15分昼寝。夕飯はそぼろ飯。金木犀のにおいに不意を突かれてうろたえた。水曜は午後から晴れたので保健センターへ。夕飯は手羽元の煮たの。冷奴が欲しくなり、絹ごしのお豆腐を二丁買ってきてもらう。区役所の手続きや予防接種の予約なんかのちまちまとした用事をひとつずつ片づけることはおそろしく億劫だけれど、台所の仕事はなんとなく好きで、ごはんの支度をしていると「『私』の真ん中に、『俺』が帰ってくる。」感じがする。

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

母家で貸してもらった。すりガラス越しの光線が土の上におとす陽だまりのようなやわらかな死のお話。