図書館読本

2日続けて座布団が舞った。白鵬まさかの二連敗、と思ったら、左膝に炎症があり休場するらしい。すこしほっとする。白鵬にはやっぱり強い横綱でいてほしいという気持ちがある。国技館の照明に照らされた遠めに眺める白鵬は、遠近感もあいまって手の届かないオーラを放ち、本当にしなやかでかっこよかった。強くて美しいお相撲さんという点では、やっぱり遠藤の四股をふむ姿もいい。白鵬の休場は残念だけれど、あと13日間、お相撲の楽しみがあるのでうきうする。

図書館読本 (別冊・本の雑誌)

浦和に戻って1冊目のト本。としょかん「とくほん」かと思ったけれど、表紙に「どくほん」とデザインされている。大学の附属図書館の絨毯の色を思い出させるえんじ色。まるまる一冊図書館についての本で、楽しませてもらった。
一日図書館員体験記 吉田 伸子
図書館員採用試験問題を作る
本が図書館に届くまで
図書館の歴史 紀田 順一郎
ロマンあふれる誕生秘話 北上 次郎
図書館の現状を考える!
お濠のむこうは武道館 福井 若恵
図書館問題研究会活動報告 葉山 敦
二十一世紀の図書館 高橋 良平
SとMとWと私の関係 坪内 祐三
道ばたの貨車図書館 青木 るえか
移動図書館「みどり号」同乗記 松本 真美
私の図書館体験
カーネギー図書館の闇の奥 青山 南
本を運ぶ 松本 修二
「友の会」のこと 三村 敦美
草の根Kの進行 松本 真美
TRC営業担当の図書館訪問記 山谷 英雄
図書館用語の基礎知識
図書館員の人たちが利用者にあだ名をつけていて、どこかの図書館ではCDを視聴しながら指揮する利用者をマエストロと呼んでいるとか、そういう話がいちいち楽しい。金沢市立泉野図書館には、地下の貯水槽に河童、柱のかげに座敷童がいるらしく、断然でかけてみたい。