バロン

隔日で食べていたカレーが底をついた。じゃがいもやキャベツ、椎茸を足したり、ルウやガラムマサラ、プルーンエキスにスキムミルクを入れ、最後はしょうゆをたらし、して、当初はカレー度が低いといわれたが、有終の美を飾りみんながおかわりをしてフィニッシュ。宿六は中日にも食堂でカツカレーを食べていた。カレーのあとはライオネスコーヒーキャンディーがひときわおいしい。

バロン [Blu-ray]

テレビの録画。監督テリー・ギリアム、1989年。原題はThe Adventures of Baron Munchausen, 「ミュンヒハウゼン男爵の冒険」。

実在の人物であるカール・フリードリヒ・ヒエロニムス・フォン・ミュンヒハウゼン男爵を主人公に、超人的な能力を持った豪傑たちを従えた奇想天外な冒険物語として語り継がれてきたドイツ民話『ほら吹き男爵の冒険』を、精巧なミニチュア撮影や合成など、当時最新鋭の技術を用いて映像化したファンタジー作品。

壮大なおとぎ話がこれでもかとたたみかけるように展開する。ほら吹きも、ここまで大風呂敷になればほとんど魔法の絨毯みたいなもので、安心してのっかっていられる。テリー・ギリアムの映画を見ていると、本当に作りたいものをとことん作っている感じがして、こっちまでとても楽しい。ロビン・ウィリアムズがまくしたてる月の場面は秀逸。いっぱい笑わせてもらった。