まみ めも

つむじまがりといわれます

恋と夏

ぽかぽか陽気が2日続く。きょうは早起きだったフーちゃんがよく寝ていたので、ひる前までねまき姿で本をぺらぺらと読んだ。ト本を読みきってしまったので、ブックオフで買ったまましまってあった本を取り出す。「地図を夢みる」の目次には、たとえば雨の午後、たとえば生活に疲れた日、たとえば憂愁が身にしみる夜、たとえば晴れた日の午前、と並んでいる。おあつらえ向き、晴れた日の午前のページをめくる。ピザトーストをぱくつきながらサラメシをみて、ひる過ぎ、図書館へ。
箱の夫 吉田知子
ちょっとマニアックな図書館コレクション談義 内野安彦
洋食セーヌ軒 神吉拓郎
どこにもない国 柴田元幸

恋と夏 (ウィリアム・トレヴァー・コレクション)

恋と夏 (ウィリアム・トレヴァー・コレクション)

新着資料から予約したト本。

孤児の娘エリーは、事故で妻子を失った男の農場で働き始め、恋愛をひとつも知らないまま彼の妻となる。そして、ある夏、一人の青年と出会い、恋に落ちて…。アイルランドを代表する作家トレヴァーの最新長篇作。

恋も夏もあちら側の出来事のように思っていたけれど、トレヴァーの描くアイルランドの夏には冬のにおいがまじっていた。