まみ めも

つむじまがりといわれます

細雪

金曜日、一週間ぶりに買出しにいく。こんにゃくとキムチと納豆と卵と焼きそばとスパゲティとアイスクリームとコーンの缶詰とごぼうと人参と強力粉とつぶあんとポテトチップスと柿ピー。本当はすじ肉とトッポギとさつま揚げも買いたかったけれど荷物が重たくなったのでよした。午後は家でネスカフェを飲みながら本をぺらぺらと読む。夕方、八百屋でパイナップルを買う。こぶりのが100円だった。

プレミアムシネマの録画。

谷崎潤一郎の同名小説を名匠・市川崑監督が映画化したドラマ。ある旧家の4姉妹それぞれの一年間の物語を、三女の縁談話を中心に、四季折々の風物を織り交ぜて描く。昭和13年の春。京都嵯峨の料亭。旧家・蒔岡の4姉妹が花見の宴で一同に会する。長女・鶴子と次女・幸子はいまだ未婚の三女・雪子と末娘・妙子の結婚を気にかける毎日。おとなしい雪子は親類の勧めで次々と見合いをするが本人の気が進まず一向にまとまらない。一方、奔放な妙子も恋人が急逝し酒浸りになる……。

鶴子が岸惠子、幸子が佐久間良子、雪子が吉永小百合こいさんの妙子が古手川祐子。とにかく着物といい女優陣といい華やかに尽きる。吉永小百合の、ニヤリと笑ってみせる雪子の底知れない感じがうまかった。