トゥルー・グリット

久しぶりで天気のよい週末だったので、近くの公園でピクニックをした。前の日の夜に大学芋とピーマンと塩昆布の炒め物を作っておき、朝、新米のおにぎりと、甘くした卵焼き、鳥もも肉の照り焼きをつくった。おにぎりの具は、セイちゃんがメモをとってくれて、うめぼし、のり、こんぶ、しそわかめ、ゆかり、と書いたリストの左に、Iと人数ぶんの縦線がひいてあるのをみながらにぎった。木陰にビニールシートを広げて、光の速さでお弁当を平らげて、しばらく公園で遊んで帰った。

トゥルー・グリット [Blu-ray]

プレミアムシネマの録画。監督はコーエン兄弟、製作総指揮はスピルバーグ。

雇い人に父親を殺された１４歳の少女マティは、逃亡した犯人への復しゅうを心に誓い、連邦保安官コグバーンに追跡を依頼。腕はいいが大酒飲みのコグバーンは、最初はマティをはねつけるが、彼女の強い執念に押し切られ同行することに。テキサス・レンジャーのラビーフも加わり、犯人追跡の過酷な旅がはじまる…。１９６９年のジョン・ウェイン主演の名作「勇気ある追跡」の原作を、ジェフ・ブリッジス主演で映画化した西部劇。

ロバート・レッドフォード「大いなる勇者」にどことなく似ているなと思っていたら、熊を被った歯医者が出てくるくだりは、コーエン兄弟が「大いなる勇者」を参考にしたという話もあり、「大いなる勇者」の脚色に「トゥルー・グリット」原作の影響を受けているという話もあり、卵か鶏かという感じでまあとにかく似た雰囲気があった。